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血統から囁かれる一つの答え。配合分析好きは必見! 栗山求コラム「血統の裏庭」

2017-04-19 ​フローラS(G3)血統的考察

​ 先週の皐月賞(G1)は、
好位を追走したアルアイン(9番人気)
▲ペルシアンナイト(4番人気)との競り合いを制して
レースレコードで快勝した。

高速馬場の影響もあり、
前半1000m59秒0というレース史上4番目のハイペースだったが、
後半1000mは58秒8と、ペースが落ちるどころかさらに上がってフィニッシュした。

緩みのないペースだったので
スピードの持続力に秀でた馬が上位を占めた。

次走のダービーはこのようなペースにはなりづらく、
道中脚を溜めて直線で末脚を伸ばすようなタイプが好走しやすい。

したがって、ガラッと上位陣が入れ替わる可能性がある。


別路線組にも大いにチャンスがありそうだ。



さて、今週はフローラS(G2・芝2000m)。

過去10年間で1、2番人気での決着が3回、2、3番人気の決着が2回あるものの、
堅いレースというイメージは希薄。過去6年間の3連単の配当は以下のとおり。

11年 113万1690円(1着9番人気、2着15番人気)
12年 16万3970円(3着18番人気)
13年 2万4620円(3着9番人気)
14年 108万8940円(3着13番人気)
15年 1万710円
16年 22万8510円(3着13番人気)

2、1、3番人気で決着した15年も万馬券となっており、
11年と14年は100万馬券。

12年は10万超え、16年は20万超えと、大きく荒れている。

能力の高い馬が実力どおり走れるレースではあるが、
キャリアの浅い3歳牝馬だけに、
乏しい戦績のなかで素質の高さを見逃されている馬が
突っ込んでくると大荒れになる。


上記の表にあるとおり
毎年のように人気薄が馬券圏内に突っ込んできている。



ローテーション的に好結果を残しているのは、
フラワーC、君子蘭賞組。


前者は1〜3番人気に推されて2、3着と好走した馬。

後者は1、2番人気で連対した馬であればさらに確度が高まる。

また、牡牝混合の500万特別で4着以内だった馬も要注意。

今年、これらの条件に当てはまるのは、
タガノアスワド、ホウオウパフューム、ムーンザムーンの3頭。

ちなみに前走距離を見ると、
芝1800mを使った馬は良績を残しているものの、
芝1600mを使った馬は不振。

芝2000mを使った馬の連対率は芝1800m組の半分以下でしかない。



【フローレスマジック】

実績ナンバーワンはフローレスマジック

東京芝1600mのアルテミスS(G3)2着、
クイーンC(G3)3着という成績。

ラキシス(エリザベス女王杯、大阪杯)、
サトノアラジン(京王杯スプリングC、スワンS)の全妹という
世代屈指の良血馬だ。

前々走敗れた相手がリスグラシューで、
休み明けの前走はアドマイヤミヤビとアエロリットには敗れたものの、
のちに桜花賞を勝つことになるレーヌミノルには先着している。

今回のメンバー構成から考えても、
ここでは力上位であることは間違いなく、あとは仕上がり具合だろう。

「ディープインパクト×ストームキャット」はニックスで、
ラキシスとサトノアラジン以外にも、キズナ、リアルスティール、
エイシンヒカリ、アユサンなど多くの活躍馬が出ている。

気になる点といえば、
東京芝1600mで連対率36%、芝1800m39.1%、芝2400m33.3%であるのに対し、
芝2000mは27.8%と若干落ちること。

また、ラキシスとサトノアラジンは古馬になって完成した馬なので、
まだ血統本来の良さは出てきていないことが考えられる。

実績や血統背景から1番人気に推されるのは当然だが、
それなりに死角もある。




【ホウオウパフューム】

前走、1月7日の寒竹賞(500万下・中山芝2000m)は、
最後方から1頭だけ違う脚いろで豪快に突き抜け、
牡馬相手に2馬身差をつけた。

モノが違うというレースぶりだった。

現3歳世代が好調のハーツクライ産駒で、
母は「キングマンボ×エルプラド」という重厚なスタミナ血統。

母マチカネタマカズラはクイーンCで3着という成績がある。

距離は2000mよりも2400mのほうが合っており、
そうした血統的適性も考慮して桜花賞ではなくオークス一本に絞ったのだろう。

大器であることは間違いない。

今回は4ヵ月ぶりの実戦となるが、
この間の成長次第では牝馬戦線の勢力図を書き換えてしまう
可能性もないとはいえない。

休み明けだけに仕上がり具合に注意。




【アドマイヤローザ】

「ハービンジャー×クロフネ」という組み合わせで、
母アドマイヤテンバは二冠馬ドゥラメンテの半姉。

2代母はアドマイヤグルーヴ(エリザベス女王杯2回)、
3代母はエアグルーヴ(年度代表馬)という日本を代表する名牝系に属している。

前走のエルフィンS(OP・芝1600m)は
サロミナの逃げを2番手でマークしたものの、
最後までとらえられず2着。

血統的にはマイラーではなく今回の2000mのほうがいい。

初勝利を挙げた前々走の未勝利戦(芝2000m)はまったくの楽勝だった。

初戦で敗れたベストアプローチは
2戦目にいきなり京都2歳S(G3)に挑戦して3着となり、
弥生賞(G2)で4着と健闘した強豪。

これに敗れたのは仕方がない。

チューリップ賞(G3)を使う予定が外傷で出走を取りやめ、
放牧に出されたという経緯があり、
中間、必ずしも順調だったわけではないが、
仕上がっていればここでも当然勝ち負けに持ち込める。




【ザクイーン】

人気薄の大穴候補を1頭挙げるとすればザクイーン

日経賞(G2)を勝ったシャケトラの半妹で、
母サマーハはオイロパ賞(独G1)やバーデン大賞(独G1)を制した
マムールの4分の3妹。

父ヴィクトワールピサは昨年の2着馬パールコードの父でもある。

配合的にも申し分ない。

デビューから3戦は力を発揮できなかったが、
4戦目の前走(阪神芝1800m)、ようやく目覚めて
牡馬相手に2馬身差の完勝。

勝ちタイム1分47秒9も優秀。
一発があっても不思議はない。



調教の動きや枠順などを加味しつつ、週末に最終結論を出したい。

このコラムを書いた予想家

栗山求
日本を代表する血統評論家のひとりとして様々な雑誌に寄稿するほか、
テレビやイベントなどへの出演もこなす。

緻密な配合分析に定評があり、とくに2、3歳戦ではその分析をもとにした予想で無類の強さを発揮している。

また「POGの達人」「競馬王のPOG本」といったPOG関連本の常連執筆者でもある。 得意な予想スタイル:馬単・三連単

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2017年現在7,193,800円
2016年現在12,317,300円
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9月16日(土) 阪神11R
【江戸川】獲得金:33,000円

合計:33,000円

9/23(土)は中山11R セプテンバーステークス
9/24(日)は中山11R オールカマー(G2)
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