2019-09-04 セントウルS(G2)血統的考察
△マイネルグリット(3番人気)が好位から抜け出して快勝した。
これで新馬戦から3連勝。
父スクリーンヒーローはモーリス、ゴールドアクター、
グァンチャーレ、ジェネラーレウーノなどの父として知られているが、
今年の2歳世代は
モーリスやゴールドアクターの活躍を受けて種付けをした世代なので、
繁殖牝馬の質が高く、なおかつ頭数も多いので、大いに期待できる。
ウイングレイテストやウインカーネリアンをはじめ
楽しみな馬が控えているので、
他にも重賞勝ち馬が生まれる可能性は十分あるだろう。
さて、今週はセントウルS(G2・芝1200m)
夏の余韻が残る阪神開幕週の短距離戦とあって牝馬が強い。
「阪神芝1200mのG2」という現在の条件になった07年以降の12年間で、
10頭の牝馬が連対を果たしている。
夏のローカルの延長線上にあるレース、という考え方でいいだろう。
臨戦課程を見ると、過去10年間は、
(1)7月以降に出走していた馬と、
(2)休み明けの馬の馬が
10頭ずつ連対している。
(1)は牝馬が多く、(2)は牡馬またはセン馬が多い。
要するに夏のローカルを使ってきた牝馬と休み明けの牡馬が狙い目だ。
今年は、アンヴァル、ダイメイプリンセス、ペイシャフェリシタ、
ラブカンプー、キャプテンベリー、ミスターメロディ、モーニンが該当する。
過去12年間に連対したサンデー系はわずか3頭。
残りの21頭が非サンデー系となっている。
芝中距離ではサンデー系が圧倒的に強いものの、
スプリント路線にその支配力は及んでいるとはいえず、
このカテゴリーのスペシャリストに対して劣勢を強いられている。
今年の出走メンバーのなかでサンデーサイレンスの系統は、
キングハート(父オレハマッテルゼ)、シュウジ(父キンシャサノキセキ)、
タマモブリリアン(父ダンスインザダーク)、ペイシャフェリシタ(父ハーツクライ)の4頭。
このコラムを書いた予想家
栗山求
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1月24日(日) 中山11R
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1月23日(土) 中山11R
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【ウマテラス】獲得金:219,800円
合計:439,600円
1/30(土)は東京11R 白富士ステークス
1/31(日)は東京11R 根岸ステークス(G3)
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