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血統から囁かれる一つの答え。配合分析好きは必見! 栗山求コラム「血統の裏庭」

2019-10-23 ​天皇賞・秋(G1)血統的考察

​ 先週の菊花賞(G1)
◎ワールドプレミア(3番人気)が△サトノルークス(8番人気)の追撃をクビ差抑えて快勝した。

ズブくて不器用なワールドプレミアを
好位でぴったり折り合わせた武豊騎手の名騎乗で、
ラストの抜け出しのタイミングも完璧だった。

全兄ワールドエースと違い胴長で伸びのある体型なので
長距離への適性は問題なかった。

このあとは有馬記念へ直行とのこと。

今年は海外遠征馬も多く、この路線は意外に手薄で、
ワールドプレミア自身はぐんぐん力をつけている最中。

勝ち負けに持ち込めそうだ。


さて、今週は天皇賞・秋(G1・芝2000m)

昨年は前半1000mが59秒4、後半1000mが57秒4。

キセキがスロー気味の逃げを打ち、
後半に入って一気にスパートするという特殊な展開だった。

決め手勝負では分が悪いため、
上がりの競馬にしたくないという意図が感じられるロングスパートだった。

勝ちタイム1分56秒8は馬場が良かったことを考慮しても速かった。


良馬場で前半1000mを59秒台で通過し、
上記のようなロングスパートがなければだいたい1分58秒前後で決着する。

日本を代表する中距離ランナーが集まるのでハイレベルな中距離能力が必要だ。

長い直線に坂が配された芝2000m戦は、軽いスピードだけでは乗り切れない。

スピードと底力のある実績馬、とくに持続力のある馬が強いレースだ。

溜めて切れる馬を狙うコースだが、
このクラスになるとペースが緩まないことが多いので、
溜めないと切れないタイプはなし崩しに脚を使わされてラストの伸びを欠く。
したがって、ある程度ハイペース耐性のある馬を狙いたい


今年は土日に晴れるとしても、
それ以前に降った雨の影響によりパンパンの良馬場にはならなそうな雲行き。
スピード+底力+パワーが問われそうだ
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このコラムを書いた予想家

栗山求
日本を代表する血統評論家のひとりとして様々な雑誌に寄稿するほか、
テレビやイベントなどへの出演もこなす。

緻密な配合分析に定評があり、とくに2、3歳戦ではその分析をもとにした予想で無類の強さを発揮している。

また「POGの達人」「競馬王のPOG本」といったPOG関連本の常連執筆者でもある。 得意な予想スタイル:馬単・三連単

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