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2019-12-11 ​朝日杯フューチュリティS(G1)血統的考察

​ 先週の阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)は、
果敢にハナを切ったレシステンシア(4番人気)が
ハイペースをものともせず後続を5馬身ちぎって逃げ切った。

1分32秒7はコースレコード。

前後半45秒5-47秒2の前傾ペースながら
上がり最速(35秒2)をマークしたのは力の違いとしか言いようがない。

結果的に上位人気3頭はレシステンシアの影すら踏めず終わってしまった。

桜花賞戦線の勢力図はこの一戦でガラリと書き換わった。

別路線から脅かす馬が現れないかぎり桜花賞は堅く決まりそうだ。


さて、今週は朝日杯フューチュリティS(G1・芝1600m)

14年に中山から阪神に場所を移して行われるようになった。

以前のような枠順の有利不利がなくなり、
ほぼ公平な条件で争われるようになったので英断だろう。


阪神芝1600mにおける2歳戦の種牡馬成績を連対率順に並べてみた
(最少レース機会数20、2010年以降、現2歳に産駒がいる種牡馬のみ対象)。

1位 ディープインパクト 35.1%
2位 ロードカナロア   31.6%
3位 ハーツクライ    21.7%
4位 ジャングルポケット 21.4%
5位 ゼンノロブロイ   20.0%


4位ジャングルポケット、5位ゼンノロブロイは今回の登録馬に産駒がいない。

1位ディープインパクト(レッドベルジュール)、
2位ロードカナロア(メイショウチタン)、
3位ハーツクライ(サリオス)は1頭ずつ登録がある。


1位ディープインパクトは151戦53連対と、
十分なサンプルがありながらこの数字は破格だ。

これまでに挙げた37勝のうち、
朝日杯フューチュリティSと阪神ジュベナイルフィリーズの勝ち馬を計6頭出している。

これも他の種牡馬の追随を許さない。


朝日杯フューチュリティSは、
阪神で行われるようになった2014年以降、
昨年までの5年間にディープインパクト産駒が3勝を挙げている。

きわめて相性がいい。

・14年 ダノンプラチナ
・16年 サトノアレス
・17年 ダノンプレミアム
※15年は出走馬なし
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このコラムを書いた予想家

栗山求
日本を代表する血統評論家のひとりとして様々な雑誌に寄稿するほか、
テレビやイベントなどへの出演もこなす。

緻密な配合分析に定評があり、とくに2、3歳戦ではその分析をもとにした予想で無類の強さを発揮している。

また「POGの達人」「競馬王のPOG本」といったPOG関連本の常連執筆者でもある。 得意な予想スタイル:馬単・三連単

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