今週のメインレースを江戸川乱舞が大分析! レース考察

2015-04-28 ビートブラックしちゃう?なレース-天皇賞・春-

2012年、天皇賞・春。

怪物・オルフェーヴルは
単勝1.3倍の圧倒的な評価を受けながら、
ビートブラックの大逃走劇に阻まれ11着と惨敗。

ビートブラックは単勝159.6倍の超大穴馬。

向こう正面で
「あれ?これ後ろの馬は届くかな?」
というくらい離して逃げ、
残り1000m付近で乗り役の石橋脩が
「ここで仕掛けてダメなら謝ろう」と腹を括る。

そしてビートブラックは
先行させていたゴールデンハインドを捕まえ、
そのまま直線へ。

「ヤヴァい」と、思った後続集団は
最後までビートブラックの前を走ることが出来ず。

単勝1万5960円、馬単20万8630円、三連単で140万超の
配当を叩き出した。


3年の時を経て、
今年の天皇賞・春も大波乱になりそうな気がする。

ゴールドシップは出るかどうかを
ギリギリまで迷って、出走を決めた。

完璧な調整とは思えず、
急ごしらえの印象は拭えない。

そもそも京都の超高速馬場は信頼出来ない。
昨年のような瞬発力勝負になれば尚更。

単穴▲評価が精一杯か。

キズナも復帰してから2戦を消化。

京都記念では前向きな評価を得た3着だったけど、
産経大阪杯では後ろ向きな評価の2着。

本質的に長い距離向きではないとの指摘もあるし、
馬自身が骨折して臆病になっているんじゃないかと
なんかもっともらしい事を言う人もいる。

たしかにアスリートでも
故障のトラウマを引きずることは往々にしてある。

でも、そんな2頭は他の出走馬から見れば、
最もタイトルに近いところにいる存在だろう。

スーパスターの2頭であることに間違いはないけれど、
ここにきて評価を上げてきたのがアドマイヤデウス。

G2を立て続けに制し、
前哨戦の日経賞では
ウインバリアシオンやホッコーブレーヴを粉砕。

ゴールドシップやキズナといった
モノホンのG1ホースとは初対戦だけど、
評価をうなぎ上りさせている。

まぁ、サウンズオブアースよりは
こっちの方がいいか。

古馬相手にも実績はあるし、
なによりも怖いのは乗り役の岩田騎手。

長距離戦は騎手の腕が問われるだけに、
馬以上にこの人には注意したい。

ただし、3年前にビートブラックで
大仕事をやってのけたのは関東のホープ石橋脩。

江戸川さんと同世代のイケメンだ。

京都外回りのレースで逃げて穴を開ける
ビートブラック的競馬の大半は、
若手や地味な騎手が主役。

ビートブラックの石橋脩、
クィーンスプマンテの田中博、
思い出しただけでも身震いするレベルだ。


そういえばイングランディーレも逃げ切ったっけ?

ジョッキーはたしか・・・典さんか。

つまり特定の条件が発動すると大逃げがハマる。

差し・追い込みタイプの有力馬が揃っていると、
誰も鈴を付けにいかなくなり、
気づいた頃にはもう手遅れ・・・。

ビートブラックも
クィーンスプマンテも
イングランディーレもみんなそう。

つまり大逃げをかましそうな
馬や陣営に期待したくなる。


そういう意味では、
関東のエース・田辺騎手が跨るクリールカイザーに
妙味を感じずにはいられない。

キズナもゴールドシップも
よほどのことが無ければ後方からの競馬のはず。

怖いのはアドマイヤデウスくらいだけど、
このあたりが牽制し合えば、
(大)逃げのクリールカイザーが漁夫の利を得そう。

いや、得て欲しい。

とにかく大儲け出来そうなレースなだけに
慎重かつ大胆な判断をしておきたいところだ。

このコラムを書いた予想家

江戸川乱舞
走らない馬から決めていく独自の的中方法“逆走競馬予想”であたり馬を引き当てる、競馬スピリッツ専属の予想家「江戸川乱舞」。
過去の傾向なども加味した総合的な見解と、いち競馬ファンとしての純粋な視点も忘れないロマン派予想家。 得意な予想スタイル:単複・ワイド・三連単 など

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平凡サラリーマンから、独自の「逆走競馬予想」で競馬評論家に転身した江戸川乱舞。
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12月8日(日) 京都11R
【五十嵐】獲得金:2,275,000円

合計:2,275,000円

12月7日(土) 中京11R
【江戸川】獲得金:22,800円

合計:22,800円