今週のメインレースを江戸川乱舞が大分析! レース考察

2016-03-08 ​距離短縮組を狙うレース-フィリーズレビュー-

牡馬クラシック戦線の下馬評は
サトノダイヤモンド・マカヒキ・リオンディーズの
「3強」に絞られた感じがある。

あれだけ話題になった
ハートレーとかロードクエストとかは
どこへ行ったのかと聞きたくなるレベルだが、
とにかくこの上記3頭は
圧倒的過ぎるパフォーマンスを披露しているのだから仕方ない。


弥生賞で3着に敗れたエアスピネルですら、
平均的なクラシック戦線のレベルなら
余裕で皐月賞を勝てる器だ。

武さんも弥生賞の後に
「負けてる気がしないんだけど…普通にやったら勝っているレース」
と、世代レベルの高さに舌を巻いている。
今年は空前の「超」ハイレベルクラシックとなりそうだ。

一転して牝馬は「メジャーエンブレム1強」・・・?

桜花賞はメジャーエンブレムから買えばいいから
楽チンやなぁ~とか構えていたら、
先週のチューリップ賞でシンハライトが1.32.8の好タイムで優勝。
(おまけに2着ジュエラーもタイム差なし)

ウオッカのレースレコード1.33.7を軽く上回ってしまった。

シンハライトはシンハリーズの産駒で
兄にアダムスピークやアダムスブリッジがいる。
姉のリラヴァティは現役で活躍中。

ノーザンファームが2億円出して買ってきたシンハリーズから
「ようやく出てきた大物」感がたまらない。
牝馬クラシック路線も個人的には「3強」と捉えている。

前置きが長くなったけれど、要するに、
今週競馬スピリッツで扱うフィリーズレビューは
基本的に桜花賞には直結しないレース(断言)。

全然クラシックのTRとは性質の異なる
ということを第一の前提にしておきたい。

フィリーズレビューを勝って、
桜花賞を勝った馬なんて
それこそ97年のキョウエイマーチまで
遡らないといけないんじゃないか・・・。

それに近年の勝ち馬の傾向を見ていても分かるように、
マイルではちょっと距離が長い
スプリント志向の馬が強いレースの印象だ。
このレースがキャリアハイ、なんて牝馬はゴロゴロいる。

そんな中で人気になりそうなのは、武さんの跨るキャンディバローズ

ファンタジーSを勝って、
阪神JFに駒を進めたものの、直線で失速。

当時は1600は若干長いかな…という印象を持ったが、
今回は実績のある1400。見直せる。

そして同じく1400mで実績のある
アットザシーサイドの存在も忘れられない。

こちらは1400mで2戦して
全勝の経歴を引っさげて阪神JFへ向かう。

先行したキャンディバローズと
一概に比較することは出来ないが、
後方待機策を採用したアットザシーサイドは
最後まで脚が使えていた。

こちらも実績ある距離に戻る今回は見直せる。

芝・ダート問わず1200を勝ち上がってきた馬が多い上に、
抽選対象となっているので当欄では非常に扱いづらいが、
出てくるならば狙ってみたいのがペプチドサプル

阪神JFでも▲をつけて、
かなり評価をしていたものの、
現在まで勝ち切れない競馬が続いている。

この馬はアネモネSと両睨みだが、
重賞でもやれる力は十分にあるので出てくれば狙ってみたい。

距離短縮で相手関係が楽になる
キャンディバローズ、アットザシーサイドを
今のところは中心に考えているけれど、

ウインミレーユあたりがまともな発走をすれば
ひと波乱があるかも…と思ったり思わなかったり。

とにかくヒモ荒れを期待するレースとなりそうだ。

このコラムを書いた予想家

江戸川乱舞
走らない馬から決めていく独自の的中方法“逆走競馬予想”であたり馬を引き当てる、競馬スピリッツ専属の予想家「江戸川乱舞」。
過去の傾向なども加味した総合的な見解と、いち競馬ファンとしての純粋な視点も忘れないロマン派予想家。 得意な予想スタイル:単複・ワイド・三連単 など

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