2024-04-16 勢いに乗る今、一発あって良いレース－マイラーズカップ－

今週はG1の無い中休み週となるが、
オークスと安田記念に向けて重要なレースが行われる。

さすがに古馬のG2とあって、
マイルCS勝ちのセリフォスや
2年前の覇者・ソウルラッシュと
メンバーもある程度揃ったように思う。

コレペティトールを筆頭に、
エエヤン、トランキリテといった
新興勢力も出てきており、
安田記念を占うに相応しいレースと言えそうだ。

新興勢力がどのくらい強いのかは
やってみないと
わからないところもあるけれど、
主要路線で4歳世代が比較的劣勢に
立たされていることを考えると、
勢いある5歳世代から買うのが良いような気もする。

となると・・・やっぱり最初に
扱わなければならないといけないのは
昨年の香港以来となるセリフォスだろうか。

マイルCSを含めて重賞4勝。

昨年の安田記念で
2着になっているように、
マイルでの信頼度は高いし、
今回のメンツなら人気を集めるのも納得できる。

当然本番は今週の
マイラーズカップでは無いだろうけど
陣営としては7割の出来でも
「格好をつけてくれよ」という感じだろうか。

またセリフォスと同様に
「格好をつけてくれ」的な論調なのは、
あと一歩でG1タイトルに届きそうな
ソウルラッシュだろう。

2年前の勝ち馬で昨年も3着。

昨年はシュネルマイスターが
あまりにも強かったから、
3着だっただけで、勝ちまで見えていたレース。

昨秋の内容を見れば、
今回はセリフォスと双璧を張れるし、
急激に衰える事も考えづらいから、
この2頭を軸にして考えるのが正攻法だろうか。

しかし「2強」を軸にした
馬券を考える上で、
その他にも上位人気になりそうな
エエヤンやトランキリテを絡めても何の面白みもない。

マイラーズカップの傾向を見ると、
確かに配当は平穏ではあるけれども、
2桁人気の馬が絡んだ例が無い訳ではない。

条件さえ整えば、
下位人気からの激走はあって良いと思う。

今回重賞実績馬の影に隠れて
そこまで人気にならないと見ているが
楽しみな存在なのが
ボルザコフスキー。

一部界隈では馬よりも
馬主である犬塚オーナーの方が有名かもしれない。