競馬2.0のAI予想の実力を検証！
新時代の競馬予想サイトを利用してみた

GⅠ路線へとつながる注目の2歳牝馬重賞、GⅢのアルテミスステークス。無料情報とはいえ、多くの競馬予想サイトが腕を競うレースと言えるでしょう。競馬2.0もやはり馬券種にワイドを採用しています。人気馬を中心に堅実な組み合わせを選んでおり、「しっかり当てにいく」タイプの内容となっていました。
推奨馬をただ羅列するだけでなく、その見解までしっかり用意されている点は好材料です。

レースでは7番マルガ（1番人気）が逃げる展開。しかし粘り切れず、外から差した5番フィロステファニが1着となりました。2着にも推奨馬である10番ミツカネベネラが入り、ワイド見事的中です。
2番人気であるフィロステファニはともかく、9番人気であるミツカネベネラをしっかり押さえているところが、この予想のキモと言えるのではないでしょうか。ワイドでありながら、26.3倍とかなりの高配当であり、今回の無料予想ではそれなりの利益を得た人も多そうです。

無料予想としては非常に完成度が高い内容であり、競馬2.0の実力を確かめる上で、最高の結果が出たと言っても過言ではありません。

この日の最初の有料予想は新潟4Rで、短距離ダートの牝馬限定戦ということで波乱も予想されます。3連単のフォーメーションというのは一般的ではありますが、1着を5番ロッカバイベイビーに固定するという大胆な内容で、点数を限界まで絞っています。ロッカバイベイビー自体は、前走内容と中間調教の動きからも調子の良さが伝わってきており、順当な本命視と言えるでしょう。
対抗には2番クインズシャウラ、4番ゴールデンチップス、11番ガールネクストドアが選ばれており、いずれも末脚勝負が持ち味のタイプです。展開的にはペースが速くなれば後方差しが決まりやすいと見ての構成と見えます。

ロッカバイベイビーはスタートから落ち着いた手応えで好位を走り、直線では持ち前のスピードを活かし、残り200mで早めに抜け出すと最後まで脚色が衰えずに1着でゴール。2着には4番ゴールデンチップス、3着に2番クインズシャウラが入り、推奨フォーメーションどおりに3連単5－4－2が見事的中となりました。 展開・馬の能力・位置取りすべてが噛み合った完璧なレース読みで、データと実戦感覚を両立した高精度予想といえる結果でした。

出走16頭がすべて初出走という難解なレースですが、これを敢えて選ぶことには理由があるはずです。DEEP BRAINが割り出した推奨馬は、調教での良い動きが目立っていた6番フレグレイと、人気薄の5番カネコメブライトの2頭でした。人気や前評判よりも、仕上がりとポテンシャルを重視した選択と見えます。

結果は、6番フレグレイは人気に応える強い走りを見せて1着となるものの、5番カネコメブライトが7着に留まり、惜しくも不適中となりました。とは言え軸馬の好走や展開読みは正確で、買い目構成の方向性自体は間違ってはいなかったと言えます。 難易度の高い未勝利戦でここまで展開を読み切った点については、データ解析に基づく安定した予想力の片鱗を見せるに充分でした。