2014-01-23 ​ドバイＷＣデー登録状況

​ <p> 先日、３月に行われる<span class="red big-s">ドバイＷＣデー</span>の<br /> 日本馬の登録状況が公開されました。 </p> <p> 各馬適性に合わせて、ドバイＷＣ（ワールドカップ）や<br /> ドバイＤＦ（デューティーフリー）などのレースに登録を行い、<br /> ドバイ側からの招待を待ちます。 </p> <p> 主要レースへの出走希望馬を見ると、 </p> <p> メインレースともいえるドバイＷＣ（オールウェザー・２０００ｍ）に<br /> <span class="red b">昨年の皐月賞馬</span>・<span class="b">ロゴタイプ</span>や<span class="b">デニムアンドルビー</span>や<br /> <span class="b">ホッコータルマエ</span>や<span class="b">ベルシャザール</span>などの名前もあります。 </p> <p> そしてシーマクラシック（芝2400ｍ）では<br /> <span class="b">ジェンティルドンナ</span>や<span class="b">アスカクリチャン</span>らの名前もあります。 </p> <p> そしてしれっと（？）年明けの名物レース万葉Ｓを圧勝した<br /> <span class="b">タニノエポレット</span>の名が。 </p> <p> <span class="red b">以前も準ＯＰの身ながら凱旋門賞に予備登録していた経緯もあり、<br /> 「登録だけはするのかな？」と思ってはいましたが、<br /> ゴールドカップ（Ｇ２・芝3000ｍ）だけでなく、<br /> シーマクラシックにも登録していたというのは、<br /> 個人的にも驚きました。</span> </p> <p> 谷水オーナーのこの馬にかける期待が窺い知れます。 </p> <p> ちなみにドバイＷＣは３年前、<br /> <span class="b">ヴィクトワールピサ</span>が優勝し、２着に<span class="b">トランセンド</span>が入り、<br /> 東日本大震災で落ち込んだムードを<br /> 一気に払拭してくれたレースとしてお馴染みですね。 </p> <p> あの頃と比べれば、今は暗いムードは無いかもしれませんが、<br /> それでもドバイを制するというのは日本の競馬界にとっては<br /> いいニュースであることに間違いはありません。 </p> <p> 年々、海外への意識が高まっている昨今。<br /> オーナーや陣営の期待馬は続々海外へ飛び出しています。 </p> <p> また逆に中央競馬で使うところが無くなった馬や<br /> 使いたいところを思ったように使えない馬が、<br /> 続々、南関を中心に地方へ移籍。 </p> <p> 続々ＪＲＡの枠組みの中から飛び出しています。 </p> <p> 最近ではダービーで２着だった<span class="b">スマイルジャック</span>や<br /> 交流重賞で活躍した<span class="b">レッドクラウディア</span>などがいい例でしょう。 </p> <p> 中央と地方の垣根が低くなってからおよそ20年。 </p> <p> 競馬を取り巻く環境は厳しくなっていますが、<br /> 厳しくなってきたからこそ、歓迎すべき動きもあるように思います。 </p> <p> やはり競馬はギャンブルですが、<br /> それ以上に興行という側面も無視できません。 </p> <p> やはりいい馬がたくさん居るというのは大前提。 </p> <p> <span class="b">トウカイテイオー</span>や<span class="b">ディープインパクト</span>のような<br /> <span class="red b">「華やかな馬」</span>も必要ですし、<br /> <span class="b">オルフェーヴル</span>のように<span class="b u">なぜか悪役っぽい雰囲気漂う馬</span>も必要。 </p> <p> 時には<span class="red big-s">ナリタブライアン</span>のように<br /> 有無も言わさない強さのある馬も必要だと思います。 </p> <p> そして<span class="b">オグリキャップ</span>や<span class="b">ハイセイコー</span>のように<br /> 地方競馬が存在する以上、中央馬を負かす馬も必要になってきます。 </p> <p> 地方所属のまま中央競馬とまともに張り合えるのは<br /> フリオーソが最後になってしまうのでしょうか。 </p> <p> せっかく中央と地方競馬があるのなら、<br /> それを補い合う環境を整えるのは必要なことです。 </p> <p> 交流重賞や交流レースを乱立させるのはどうかとは思いますが、<br /> せめて中央と地方のダート最強馬を決めるジャパンダートダービーと、<br /> 帝王賞や東京大賞典を主軸とした<br /> 中央と地方のレース番組の再編成は必須だと感じています。 </p> <p> 全日本２歳優駿以降、春の兵庫ＣＳまで<br /> 世代限定の交流重賞が無いのも寂しい限り。 </p> <p> ドバイＷＣデーに<br /> ＵＡＥダービーという３歳馬が対象のレースも行われますが、<br /> そちらにもスザクやセセリなどの重賞でも走った馬や<br /> ハマの番長・三浦投手の持ち馬・<span class="b">リーゼントロック</span>などが<br /> 登録を行っています。 </p> <p> <span class="b">もちろん、どの馬もすべて出走するという事は無いのですが、<br /> ドバイに期待馬が行くくらいなら、２〜３月に一つくらいは<br /> 世代限定のダート重賞があってもいいのではないかと思っています。</span> </p> <p> 海外を勝つことも重要ですが、<br /> それは国内の基盤がしっかりしているからこそできる事。 </p> <p> 世界で戦うために、国内の一致が必要なのだと感じています。 </p>

平凡サラリーマンから、独自の「逆走競馬予想」で競馬評論家に転身した江戸川乱舞。
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