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江戸川乱舞コラム「Alohaな競馬」

2025-09-25 バーレーン王国イサ・ビン・サルマン・アルカリファ殿下御来場記念競走の実施
先週土曜日の中山メインレース
ながつきSが
「バーレーン王国イサ・ビン・サルマン・アルカリファ殿下御来場記念競走」
に改題され、レースが実施された。
レース名の31文字はJRA史上歴代1位タイの長さ。
これまでの最長は昨年12月の
「2024ヤングジョッキーズシリーズファイナルラウンド中京第2戦」
今回はこの「ヤングジョッキー~」に並ぶ長さだった。
しかし
今回の「イサ殿下御来場記念」は、
「名前が長いね」で終わる話ではなかった。
対応に苦慮したのは新聞社で、
馬柱に表記する際に
失礼があってはならない…等、
社内でも色々と検討されたらしい。
「ヤングジョッキーズシリーズ」
はJRAの私的なレースだし、
どういう形の略称になっても
定着しさえすれば、問題ない。
しかし相手がバーレーン王室だと話が違う。
そもそも略称が
失礼の可能性もあるし、
新聞の文字数の制約で
殿下の名前を常にフルネーム表記できるとは限らない。
JRAは今後も競馬を通じた
国際交流を推進していくようだが、
相手国への敬意を欠いた
行為にならないよう、
主催者・メディア・ファンも
気を付けていかなければならない。
確かに欧米が主体だった
競馬の勢力図が
近年大きく変化しており、
中東やアジア、オセアニアが勢いを持っている。
ドバイワールドカップ創設から30年。
この間、中東各国でも
国際競走が整備され、
サウジカップのような
新設レースの地位も上がっている。
また、日本競馬でも
馬産や育成の現場では、
外国人の人材が必要不可欠な状況になっている。
競馬界全体が
「国際化」
を避けられない事態になっているし
「国際交流」も様々な意味で非常に大切だと思う。
しかし人の行き来さえしていれば、
「国際交流は出来ている」という話では無いのが肝。
「日本競馬を学んだことで我が国の競馬が発展した」
と相手国が思えない限り、
真の国際交流にはならないと思う。
振り返れば日本競馬も
欧米諸国に追いつけ追い越せでやってきた。
人の行き来はもちろん、
積極的に欧米の馬も導入してきたし
今でも賞金額は関係なく、
歴史あるレースには積極的に日本馬が参戦している。
欧米や香港からの参戦は
日本国内でも散見されるが、
中東やオセアニアからの遠征はまだまだこれからの話。
人の交流は今後も増えるので、
今回の
「イサ殿下御来場記念」
のような交流目的のイベント事が増えてくると思う。
そしてこういった交流が根付いて、
いつかは日本のレースに、
欧米諸国や香港以外の国から挑んで欲しいと思う。
「馬が速さを競う」という行為は
地域によって色々差異があったが、
西洋式の競馬が各地で普及し、
マネタイズに成功した国から文化として定着した。
世界各地で
競馬を楽しめる環境が整い、
今後は今まで以上に
各国を様々な馬が行き交う時代が来るだろう。
「イサ殿下御来場記念」
は、近い将来の世界競馬の交流が
垣間見えた瞬間だったと思う。
ながつきSが
「バーレーン王国イサ・ビン・サルマン・アルカリファ殿下御来場記念競走」
に改題され、レースが実施された。
レース名の31文字はJRA史上歴代1位タイの長さ。
これまでの最長は昨年12月の
「2024ヤングジョッキーズシリーズファイナルラウンド中京第2戦」
今回はこの「ヤングジョッキー~」に並ぶ長さだった。
しかし
今回の「イサ殿下御来場記念」は、
「名前が長いね」で終わる話ではなかった。
対応に苦慮したのは新聞社で、
馬柱に表記する際に
失礼があってはならない…等、
社内でも色々と検討されたらしい。
「ヤングジョッキーズシリーズ」
はJRAの私的なレースだし、
どういう形の略称になっても
定着しさえすれば、問題ない。
しかし相手がバーレーン王室だと話が違う。
そもそも略称が
失礼の可能性もあるし、
新聞の文字数の制約で
殿下の名前を常にフルネーム表記できるとは限らない。
JRAは今後も競馬を通じた
国際交流を推進していくようだが、
相手国への敬意を欠いた
行為にならないよう、
主催者・メディア・ファンも
気を付けていかなければならない。
確かに欧米が主体だった
競馬の勢力図が
近年大きく変化しており、
中東やアジア、オセアニアが勢いを持っている。
ドバイワールドカップ創設から30年。
この間、中東各国でも
国際競走が整備され、
サウジカップのような
新設レースの地位も上がっている。
また、日本競馬でも
馬産や育成の現場では、
外国人の人材が必要不可欠な状況になっている。
競馬界全体が
「国際化」
を避けられない事態になっているし
「国際交流」も様々な意味で非常に大切だと思う。
しかし人の行き来さえしていれば、
「国際交流は出来ている」という話では無いのが肝。
「日本競馬を学んだことで我が国の競馬が発展した」
と相手国が思えない限り、
真の国際交流にはならないと思う。
振り返れば日本競馬も
欧米諸国に追いつけ追い越せでやってきた。
人の行き来はもちろん、
積極的に欧米の馬も導入してきたし
今でも賞金額は関係なく、
歴史あるレースには積極的に日本馬が参戦している。
欧米や香港からの参戦は
日本国内でも散見されるが、
中東やオセアニアからの遠征はまだまだこれからの話。
人の交流は今後も増えるので、
今回の
「イサ殿下御来場記念」
のような交流目的のイベント事が増えてくると思う。
そしてこういった交流が根付いて、
いつかは日本のレースに、
欧米諸国や香港以外の国から挑んで欲しいと思う。
「馬が速さを競う」という行為は
地域によって色々差異があったが、
西洋式の競馬が各地で普及し、
マネタイズに成功した国から文化として定着した。
世界各地で
競馬を楽しめる環境が整い、
今後は今まで以上に
各国を様々な馬が行き交う時代が来るだろう。
「イサ殿下御来場記念」
は、近い将来の世界競馬の交流が
垣間見えた瞬間だったと思う。
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このコラムを書いた予想家
江戸川乱舞
競馬好きな平凡サラリーマンから、「逆走競馬予想」を引っ提げて競馬評論家の仲間入り。
また競馬予想だけでなくコラムニストとしても活動中で、
競馬スピリッツ上で「競馬はロマン」を地で行くコラムを掲載中!
予想スタンスはまさに常識から対極への「逆走」。
「勝つ馬」ではなく「負ける馬」から選んでいき、最後に残った馬をまとめ買い。
「全通り買えば当たる」が持論の逆走競馬コラムニスト。 得意な予想スタイル:単複・ワイド・三連単 など
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平凡サラリーマンから、独自の「逆走競馬予想」で競馬評論家に転身した江戸川乱舞。
「勝つ馬」ではなく「負ける馬」から選ぶをモットーに
独自の予想を繰り広げ、高配当の的中レースを量産中!
初心者では目の届かない見落とされがちな馬を選び、的中に導く予想は見事なもの!
もちろん全て無料で見られます!
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2023年現在19,927,450円
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9月21日(日) 中山11R
【ウマテラス】獲得金:14,000円
合計:14,000円
9月20日(土) 中山11R
【五十嵐】獲得金:25,000円
【ウマテラス】獲得金:9,400円
合計:34,400円
9/27(土)は阪神11R シリウスS(G3)
9/28(日)は中山11R スプリンターズS(G1)
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