今週のメインレースを江戸川乱舞が大分析! レース考察

2013-06-18 3強?・・・でもオルフェ不在だろ?やってやんよ!-宝塚記念-

オルフェーヴルが回避して、4強が3強対決になってしまったことは
既にご存じの通りかとは思います。

オルフェーヴルが回避してしまった事によって、
「落胆した」「馬券的興味が無くなってしまった」など、
マイナスな声も聞きますが、

個人的には「よっしゃああぁぁぁぁ!!!!」と
不謹慎にも(?)ガッツポーズしていました。

そもそも少頭数となった宝塚記念の登録馬が出た段階で、
これは大波乱あるな・・・と思っていただけに、
オルフェーヴル回避の報は私にとって朗報以外の何物でもありませんでした。

ジェンティル・フェノメ・ゴルシの三連複なら1点で獲れる」とか
三連単BOXでも6点で的中か、うめぇ」と思っている方には申し訳ありませんが、
宝塚記念はドリームレース。

今流行りの競馬好き・東進ハイスクールの林修先生の言葉を借りれば、

夢を買わないでいつ買うの?・・・今でんがな

と、少々関西仕様にした流行語で宝塚記念を狙ってみる私。

もともとオルフェーヴルが出走する段階でも、
少なくともゴールドシップくらいには先着出来るっしょ」と、
思っていたので、
大本命がいない今はこれ以上ないチャンス。

そう、3年間この馬を全力で買うタイミングを待っていました。

「宝塚記念は夢を買う!
夢を買わないでいつ買うの?・・・今でっしゃろ!」

という江戸川の夢が詰まった馬の名前は・・・

___SILVER___

2010年幻の菊花賞馬・タニノエポレットです。

そもそも出るのか?」という声があるのはもちろん知っています。

月曜日の段階でも騎手が決まっていなかったので、
「騎手は選んでる最中だから(小声)」と、言い返しつつも、

「準OPの馬が馬券に絡むはずが無い」
と、決めてかかるのは危険だと思います。

タニノエポレットは天才・武豊騎手が栄光の騎手人生の中で
初めて2ケタ人気勝利した馬で、早い段階から長距離を使われてきました。

2010年の菊花賞を目指した神戸新聞杯で10番人気の低評価を覆し、4着。

ローズキングダム・エイシンフラッシュ・ビッグウィークという
G1馬相手に4着と言う成績。

菊花賞にも出られず、
1000万クラスで低迷する長い時期がありましたが、
11年の八瀬特別で、ギュスターヴクライを撃破。

ギュスターヴクライと言えば、
あの阪神大賞典の「オルフェーヴル逸走事件」での勝ち馬。

やっぱり重賞クラス・・・と思っていましたが、
今一つ、方向性の定まらない使われ方で、いいところが出ず、伸び悩み。

末脚は確実に重賞級なんだから追える騎手を乗せれば・・・と、
思っていた年明けの万葉Sで岩田騎手が騎乗。
結果はデスぺラード(阪神大賞典2着)とタイム差無しの2着。

そう、もっさりした性格なので、追える騎手で一変する馬なのです。

ゴールドシップの前で競馬をし、
馬群のちょっと外側から追い出し、
ジェンティルドンナを直線の坂下で捕まえて、
残り100mでフェノーメノを抜き去る
・・・大波乱は確実です。

江戸川の妄想だろ。

と、ツッコミもあるかと思いますが、
事実、3強でも、ゴールドシップは最も不安要素を抱えていると思います。

天皇賞の時のゴールドシップは非常に大人しく、
悪い意味で優等生になってしまった雰囲気。

内田騎手も宝塚記念で勝つ為に、
ハードスケジュールを縫って、幾度も栗東に出入りしているようですが、
「不安だから」いろいろやっているんだと思います。

親が子供に「勉強しなさい。宿題終わった?」と、
頻繁に言ったり言われたりした経験があるかと思いますが、
本当に信頼していれば、そんな確認を頻繁にする必要はないのです。

そう「親が不安」だから言っているに過ぎません(経験談)

ゴールドシップに不安要素(しかもレースに支障のでるような要素)があるから、
普段と違う事をしている・・・と、私は睨んでいます。

タニノエポレットの件は置いておいても、
個人的にはジェンティルドンナフェノーメノの2頭の対決と見ています。
(江戸川的2強ですね)

ディープブリランテ・ワールドエース・グランデッツァなど、
現4歳世代の・・・いえ、
競馬界の中心となるべき馬達が居なくなったことで、
空前の少頭数になってしまった今年の宝塚記念。

ジェンティルドンナとフェノーメノの2頭は不安要素が
ほぼない状態ですが、ここ数日、関西は真夏日が続いています。

比較的涼しい関東にいるフェノーメノにとって、
この暑さがどうでるか
・・・過去暑い時期を走っていないフェノーメノに
やや不安要素があるとすればそこでしょうか。

ともかく3強に次ぐ人気になりそうな
トーセンラー・ナカヤマナイトは強烈な「消し」要素があるのは明白で、
トーセンラーは京都でしか実績が無く
ナカヤマナイトは箱根の山を越えたら、実績が無いですから、
軽視せざるをえません。

他にもシルポートはペースメーカーですし、
ローゼンケーニッヒはサンデーRが用意した対ゴールドシップブロック兵器。

となると、江戸川的2強(ジェンティル・フェノーメノ)に
割って入れる要素があるのは

ヒットザターゲットとスマートギア、
ダノンバラードに、タニノエポレット
・・・

ほら!やっぱりタニノエポレットが残った!
やはり彼は抑えるべき1頭のようです。

・・・え?
データ的に買えないって?

まぁそれはそれで仰る通りで、、
過去の傾向を見ても、少頭数の宝塚記念は人気馬同士で決まる傾向にあります。

「夢を買う」宝塚記念なら少々の「実力不足」には目をつむりましょう。

タニノエポレット:
「オルフェいないんだろ?やってやんよ!
仁川でやってやんよ!仁川でやんよ!」

気合の入ったタニノエポレット、大波乱を期待しましょう。


このコラムを書いた予想家

江戸川乱舞
走らない馬から決めていく独自の的中方法“逆走競馬予想”であたり馬を引き当てる、競馬スピリッツ専属の予想家「江戸川乱舞」。
過去の傾向なども加味した総合的な見解と、いち競馬ファンとしての純粋な視点も忘れないロマン派予想家。 得意な予想スタイル:単複・ワイド・三連単 など

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平凡サラリーマンから、独自の「逆走競馬予想」で競馬評論家に転身した江戸川乱舞。
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