ソチ冬季オリンピックが絶賛開催中です。
夏季オリンピックと違い、歴史の浅い競技が多いので、
聞いたことがない種目が多いのも確か。
世間的な関心の度合いでいうとやや薄いかもしれません。
ただ、一つだけ言えることがあります。
冬のオリンピックは夏と違って、美男美女が多い印象。
「ゲレンデ効果」というやつなのかもしれませんが、
日本勢のメダル獲得の期待もしつつ、世界の美女探しをするのも
またオリンピックの一興でしょうか。
ゲレンデ効果といえば、
スキー場なんかで出会った異性に
必要以上の魅力を感じてしまう状態のことで、
科学的に立証されているのかはわかりませんが、
冬場に聞く単語の一つでもあります。
競馬も見た目だけにこだわらず、
中身もしっかり吟味したいところですね。
そういえば、今週末も中身を吟味すべきレースが目白押し。
まず日曜の京都記念はジェンティルドンナが出走します。
昨年2着に敗れたドバイシーマクラシックに向けての
壮行レース的な意味合いも強そうなので、
当然「全力仕上げ」ではないでしょうけど、
メンバー的にも張り合える馬はいなさそうなので、
ここは単純に信頼して良さそうです。
それに相手も京都巧者のトーセンラーが妥当でしょう。
ついにG1も勝ったわけですし、
何よりコース適性での分があります。
おそらくこの2頭軸で勝負するのが基本戦略になると思います。
ただ・・・
一つ気になるのは週末の天気。
先週の開催が無くなるほどの雪が降るわけでは無いようですが、
土曜日の予報は雨。
トーセンラーは馬場が渋るのはマイナスですし、
ジェンティルドンナも渋った馬場では最高のパフォーマンスはしづらい。
となると、大波乱!とはいかないまでも、
そこそこ荒れる展開になる可能性も大きいです。
単純に馬場が渋ればアンコイルドが人気になりそうですが、
ちょっとマークの薄そうな馬達を見つけてしまいました。
それは
___SILVER___昨年のステイヤーズSを勝ったデスペラードです!
デスペラードの背負う斤量57キロはトーセンラーよりも1キロ軽く、
渋った馬場は割り引く必要のあるディープインパクト産駒よりも
ネオユニヴァース産駒の方が得意としていますし、
そもそもデスペラードはダートでも走っていた馬。
一波乱を起こしても不思議ではありません。
それに大波乱の期待をしているのはジェンティルドンナではない牝馬。
あえて言うなら
人気になりそうなエリザベス女王杯2着のラキシスよりも、
地味な雰囲気のハーツクライ産駒コウエイオトメの方。
男馬相手に京都2400mの準OP比叡Sを完勝。
日経新春杯も猛追及ばず4着と、
勝ち切れないまでも重賞で能力の一旦は示してきました。
牝馬限定重賞しか実績のないラキシスと比べれば、
馬券的にもオイシイ、こっちの方が買いやすいわけです。
こんなレベルの高い京都記念を使うくらいなら、
一週待って小倉大賞典を狙った方がよさそうな気もしますが、
コウエイオトメも京都にこそこだわりがある1頭と見ていいでしょう。
ジェンティルドンナの斤量56キロと斤量54キロのコウエイオトメ。
波乱の芽があるとするとこのあたりのような気もします。
今週は雪の影響で9日開催分が17日に行われます。
土日月と3日連続で重賞が行われますが、
土曜日のクイーンCはマジックタイム
日曜日の京都記念はジェンティルドンナ、トーセンラー
月曜日の東京新聞杯はサクラゴスペル
で、めちゃくちゃ儲かってしまう、と予感しています。
その儲けたお金でスノボでも始めて、
「ゲレンデ効果」で男前に見せられるような
お金の使い方をしようと企んでいる江戸川であります。