今週のメインレースを江戸川乱舞が大分析! レース考察

2016-11-01 ノーザンファームだらけのレース-アルゼンチン共和国杯-

昨年のステイヤーズS馬のアルバート
今年急成長を見せているモンドインテロなど、
将来性のある馬がズラッと揃った印象だ。

しかも上位人気になりそうな馬が
軒並みノーザンファームの生産馬というのも
この路線における大牧場の優位性を示したと言っても過言ではない。

このレースの構図的には皮肉の意味でもなんでもなく、
完全に「ノーザンファームの運動会」的な要素が強い。

なんせ上位人気になりそうな
シュヴァルグラン
ヴォルシェーブ
アルバート
モンドインテロ
フェイムゲーム

が全てノーザンファームの生産馬。


ちなみにシュヴァルグランヴォルシェーブ
この2頭の馬主さんは
今やトップとなった元プロ野球選手の大魔神佐々木さん。

結局馬主さんの名義が違うだけで、
生産は全てノーザンファーム。

なんやかんやでノーザンファームの馬を
重要視して馬券を買うことになりそうではあるけれど、

個人的にはこの「ノーザンファームの馬」ではなく
「非ノーザンファームの馬」で
勝負をしてみたいと思っている。


 

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まず1頭目は今回56.5キロで出走する
ハギノハイブリッド

「ハギノ」の冠名がついているけれど、
この馬は社台ファームの生産馬。

「結局社台グループかよ!」となってしまうけれど、
ハギノハイブリッドは3歳時に
ダービートライアルの京都新聞杯を勝った素質馬。

その後は目立ったタイトルこそないものの
重賞でも好走していたし、

前走のアイルランドトロフィーでは
G1馬のクラリティスカイや
重賞馬サトノラーゼンなどを一蹴。

堂々と出世レースであるアルゼンチン共和国杯に
駒を進めてきた。

「タニノギムレット×トニービン」という
いかにも府中適性抜群といった血統も魅力的だけど、

何よりも前走から着用している
ブリンカー効果が大きいように感じる。


なんせ前走のアイルランドトロフィーの勝ちタイムは
先週の天皇賞・秋2着に相当するタイム。

充実ぶりなら間違いなく
ノーザンファーム生産馬たちにヒケは取らないはず。
今回最も注視している馬だ。


そして期待している2頭目のお馬さんは
ハギノハイブリッドが勝ったアイルランドトロフィーで
12着と良いところが無かったキタサンブラックの兄・ショウナンバッハ

これまで中央で上げた4勝のうち、
左回りの東京・新潟で3勝。

完全なレフティなだけでなく、
昨年15番人気と低い評価を得ていたジャパンカップでは
G1級の馬たちを相手に上がり最速を披露。

54キロの斤量を利して
馬券に絡んでくることは出来ないだろうかと妄想している。



ノーザンファームの実績馬たちに一矢報いる
日高の馬が1頭くらいいたっていいような気がするし、
近年はおとなしい配当がこのレースは続いているけど、
ハンデ戦なんだから大波乱の結末があってもおかしくない。


そんなレースだと見抜くことができたなら、
しばらくは働かなくていいくらいの
大金を手にすることができそうだ。

そういうレースであって欲しいと
自分勝手に都合よく願っている(笑)

このコラムを書いた予想家

江戸川乱舞
走らない馬から決めていく独自の的中方法“逆走競馬予想”であたり馬を引き当てる、競馬スピリッツ専属の予想家「江戸川乱舞」。
過去の傾向なども加味した総合的な見解と、いち競馬ファンとしての純粋な視点も忘れないロマン派予想家。 得意な予想スタイル:単複・ワイド・三連単 など

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12月8日(日) 京都11R
【五十嵐】獲得金:2,275,000円

合計:2,275,000円

12月7日(土) 中京11R
【江戸川】獲得金:22,800円

合計:22,800円