2025-06-03 ロマンチックウォリアー級がいないレース－安田記念－

昨年はロマンチックウォリアーに本命を打った安田記念。

1着固定で買えなかったのが
痛恨の極みだが、
「あれじゃ、日本の馬は勝てない」
と思えるほどの強さだった。

今年はそんな
ロマンチックウォリアー級の
存在はおらず、
「実力拮抗で混戦」
という印象は
特別登録を最初に眺めてから、
今、原稿を書いている段階まで変わらない。

G1ホースを含め
実績馬が複数いるけれど、
どの馬ももうワンパンチ足りない印象が拭えない。

府中のマイルという条件を考えれば、
やはりブレイディヴェーグは取り上げざるを得ない。

ただ、東京新聞杯の負けっぷりや
ドバイでのレースを見てると、
ピークを過ぎてしまった感じはある。

もともと体質の強くない馬だから、
今のこの成績は
上々な部類に入るだろうけど、
さすがに牡馬相手のG1は
もう厳しいのではないだろうか。

逆に勢いがあるのは4歳勢力。

得意距離から1Fの短縮になるが
シックスペンスは見直せると思う。

前走の大阪杯は1番人気に支持されながら7着に敗退。

敗因は明確になっていないものの
騎乗していた横山武史騎手は
「G1のきつい流れでガソリンが切れた感じ」
とコメントしている。

シックスペンスにとって1800mは
ベストディスタンスであると同時に、
G1での走破距離の限界の可能性もある。

そういう意味でも
マイルへの距離短縮は歓迎できるのではないか？