2025-10-16 主役はいる…そう思うが…というレース－秋華賞－

いよいよ牝馬三冠の最終戦が行われる。

3歳牝馬路線は
混沌とした群雄割拠の状態が
長らく続いており、
確固たる路線の主役が存在しない状況があった。

しかし、ローズSで状況が変わったように思う。

オークス馬のカムニャックが下馬評通りの走りを見せた。

しかも「着差以上の圧勝」という内容。

秋華賞の主役であることは間違いないだろう。

そのローズSは
4コーナーでぶつけられ、
一旦ブレーキがかかった状態で
リスタート、で、後続に1馬身半差。

乗っていた川田騎手も
「馬の能力だけで何とか勝ち切れた」
とレース後にコメントしたほどだ。
、
1勝クラスを勝ち上がった馬が
大半だった紫苑Sと比べて、
ローズSは重賞実績馬も複数いた。

どちらのレースが秋華賞の前哨戦に
相応しかったかは明白で、
そこを圧勝したカムニャックが主役候補なのは当然。

もちろん江戸川さんとしては
カムニャックを重視した
馬券を考えることは
全くやぶさかではないものの、
少々気になることもある。

それは秋華賞が京都の内回りで行われることだ。

直線の長かった
オークスやローズSは、
自慢の末脚を活かすことが出来たが、
直線の短くなる内回りの秋華賞では
届かないシーンも想定される。

もちろん力が抜けていれば、
多少の事は問題にしないだろうけど、
エルフィンSやアルテミスSでは取りこぼしもあった。