2025-11-11 普通に考えればレガレイラのレース－エリザベス女王杯－

「普通に考えればレガレイラのレース」

レガレイラの単勝が何倍になるか…

週初めの今の段階では
想像は出来ないが、
1番人気に支持されるのは間違いないだろう。

ただ…江戸川さんとしては、
レガレイラが
エリザベス女王杯(つまり京都)で、
圧勝するイメージは沸かない。

実際、昨年のエリザベス女王杯は
1番人気に支持されながら5着に敗れ去った。

もちろん
レース中のアクシデントが原因で、
能力全開とはいかなかった面もあるし
年末の有馬記念では
並み居る男馬を相手に完勝している。

牝馬同士なら当然巻き返せる…
と思うのは自然の流れだろう。

それでも今回のエリザベス女王杯で、
「圧倒的な人気」
にならなさそうなのは何故だろうか。

実際、函館の新馬戦を除いた3勝は
いずれも中山競馬場でのもの。

京都と親和性の高そうなコース形態の
府中や中京では掲示板を確保するのが精一杯だった。

それに今回は
勝負付けの済んでいない3歳世代も参戦してくる。

中山で行われない
エリザベス女王杯なら、
レガレイラに対して、
付け入る隙はあると思っているファンが多そうだ。

その3歳世代の大将格は
パラディエーヌになるのではないかと見ている。

重賞タイトルこそ無いものの、
フラワーカップ2着、
前走の秋華賞でも3着と、
世代でもトップクラスの結果を残している。

特に前走の秋華賞は、
脚を溜めて、最後に爆発させる形。

タイトになりがちな
京都の内回りコースよりも、
外回りの方がマッチするのは間違いない。

もちろん追い込み一辺倒
というタイプでも無いので、
展開によっては
器用に立ち回れると思うが、
秋華賞のような競馬を
再現するつもりなら状況は
好転すると言えるだろう。