2025-12-09 出走馬が確定してからギリギリまで悩むレース－阪神JF－

実は今年の2歳牝馬戦線、
大変なことになっている。

皐月賞馬ソールオリエンスの半妹で
出世レースのアルテミスSを勝った
フィロステファニが屈腱炎を発症。

引退が決定し、
社台ファームで繁殖入りすることになった。

また皐月賞馬
ミュージアムマイルの妹で、
ファンタジーSを勝った
フェスティバルヒルも骨折が発覚。

戦線を離脱することになった。

出世レースを勝利した2頭が居ない
混沌とした状況になって、
江戸川さんとしても
頭が痛い状況になったが、
逆を言えば、フィロステファニと
フェスティバルヒルが居ないことで
隠れた「実力馬」が台頭してくる
可能性が浮上してきたとも言える。

今回の阪神JFで
一気に注目を集めているのが、
2戦2勝のアランカールだろう。

母はオークス馬の
シンハライトという良血で、
今回と同じ舞台で行われた
野路菊Sで3馬身半の完勝っぷりを披露。

重賞勝ちの2頭が離脱したことで、
1番人気濃厚な情勢になっている。

福島1800mのデビューというのが、
個人的に解せない点ではあるものの
人気になる以上は
一応馬券の対象として考えないといけないだろう。

ちなみにアランカールの
次点扱いになりそうなのが、
3戦2勝のアルバンヌあたりだろうか。

初戦こそ敗れたものの、
相手は件のフェスティバルヒルで、
その馬と半馬身差の勝負をした事は評価に値する。

前走のサフラン賞では
ベゴニア賞を勝った
ドリームコアを破っており、
こちらも人気になる要素は持ち合わせている。

栗東滞在している点も好感を持つ。

また