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2024-10-10 ​秋華賞、クラシックじゃない問題

​ 最近、
若い人が増えたせいもあるのだろうが
秋華賞を「クラシック」と扱う人が多くてビビっている。

もちろん大勢ではないが、
時々「秋華賞はクラシック」との表現がある。

クラシックと言えば、長らく
「桜花賞・皐月賞・オークス・ダービー・菊花賞」
の5レースを指していて、
秋華賞創設前の
エリザベス女王杯ですら
クラシックに数えられることはなかったと記憶している。

とはいえ、秋華賞も今年で29回目。

レースの性格を考えれば、
若いファンが「クラシック」
と捉えているのも無理はないと思う。

第1回のファビラスラフインから
見ている身とすれば、
確かに若いファンの動向に
違和感を持つものの、
「これも時代か…」と思っていたりもする。

そりゃ若い世代に人気のウマ娘で
人気のファインモーションや
スイープトウショウが
勝っているレースだし、
主催者も「牝馬三冠」
として扱っているのだから、
クラシックとして表現するのが
正しいかどうかは別として、
理解できなくはない。

秋華賞の開設当初は
ブゼンキャンドルや
ティコティコタックが
勝つくらいだったので、
「荒れるレース」のイメージが強かった。

だからこそ江戸川さんとしては
「荒れるレース」よりも
クラシックとしての
「重み」を持つレースになった事が感慨深い。

今も馬券的には「荒れる」という
イメージの人も多いと思うけれど、
やっぱり勝っている馬の名前を見ると
「クラシック」として扱われるのも納得せざるを得ない。

もちろん
牝馬三冠の最終レースなんだから、
クラシックとして扱われないほうが、
一般的には不思議っちゃあ不思議なんだけど…。
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このコラムを書いた予想家

江戸川乱舞
競馬好きな平凡サラリーマンから、「逆走競馬予想」を引っ提げて競馬評論家の仲間入り。

また競馬予想だけでなくコラムニストとしても活動中で、
競馬スピリッツ上で「競馬はロマン」を地で行くコラムを掲載中!

予想スタンスはまさに常識から対極への「逆走」。
「勝つ馬」ではなく「負ける馬」から選んでいき、最後に残った馬をまとめ買い。
「全通り買えば当たる」が持論の逆走競馬コラムニスト。 得意な予想スタイル:単複・ワイド・三連単 など

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